『人生は出会いと別れの連続だ』そんな文句をよく耳にする。
『出会いの数だけ別れがある』っていうあれと一緒だ。
頭でわかっていても、当事者にしてみればそんなクールでいられない。
職場で出会った気のいい後輩は、彼女との生活を充実させるために仕事を変えた。
彼女の話をする後輩のキラキラ輝く目を今でも覚えている。
彼と対極にいる俺は死んだ目をしながら、少し卑屈になったことすらある。
そんな後輩が彼女と別れた。
理由を深くは掘り下げなかったが、
彼の目を思い出しながら話を聞くと「どうにか戻れないものか」とも思ってしまった。
でも、戻れないのだ。
何一つ気の利いたことを言えないまま、
「また飲もう」と言って彼を送り出した自分の人生経験の無さが不甲斐なくて仕方ない。
尊敬する人がラジオで話していた
「失恋の辛さは、本当に時間しか解決できない」
あの人がそう言うのなら、きっとそうなのだろう。
落ち込めるときにどん底まで落ち込むのも良い。
明日に向かって少し前向きな気持ちになれるなら、もちろんそれも良い。
後輩にとってこの時間が、
忘れられない思い出になることを願って。
writing : shuheifukuda
<曲名・アーティスト>
『Medicine』
The 1975
『By Your Side』
Sade
『Godspeed』
Frank Ocean
『そして僕は途方に暮れる』
大澤誉志幸
『Alone Again』
Gilbert O'Sullivan
『Oh! Darling』
The Beatles
『We're All Alone』
Boz Scaggs
『TAXI』
鈴木聖美 with Rats & Star
『Have I Told You Lately』
Rod Stewart
『One more time, One more chance』
山崎まさよし
『抱きしめたい』
Mr.Children
『くるみ』
Mr.Children
『by her feat. 茂千代』
KID FRESINO , 茂千代
『Falling』
Trevor Daniel
『CLOUDY HEART』
BOØWY
『Morning Glory』
Oasis
『Palace』
Sam Smith
『Every Breath You Take』
The Police
『Remy Up』
KEIJU , IO
『メロディー』
玉置浩二
『LONELY WOMAN』
サザンオールスターズ
『涙』
ケツメイシ
『What'll I Do?』
Julie London
選曲:CURIOCITY
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